2019.02.06 Wednesday
G410アイアンの試打インプレッション公開!
こんにちは、ゴルフショップオカムラ管理人です。
ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッド、クロスオーバーと来たG410シリーズのファーストインプレッション記事ですが、ようやくアイアンに到着です。
今作はi3アイアン以降、全てのPINGアイアンで実装されてきた「CTP(カスタム・チューニング・ポート)」が廃されるという非常に大きな変更がありました。
この「CTP」に関して知らない方のために説明すると、
「フェース背面に設けられた、ウェイトを挿入するための部分を指す。インパクト時の不要な振動を吸収する効果がある他、ウェイトの交換で容易にスイングバランスを調整できる」
といったところでしょうか。
だから「カスタムチューニング」と名付けられているわけですね。
つまり「CTP」が無くなったからには、打感がまず落ちていないかを確かめなければならないのがPING専門店としての務めになるわけです。
というわけで試打してみたところ…
(下記は管理人の試打時に書き残したコメントをそのまま記してます)
これは打感いいわ!そして飛ぶ!
確かに柔らかいけど、今までのCTPありの頃とはまた質感の違う柔らかさ。
という、ちょっとアナタテンション上がってない?と思わせるような試打コメントが残っていました(笑)。
ちなみにCTPが無くなったという以上の詳しい説明はこの時点で聞いていなかったため、とにかく心地いい打感になったが前作とはフィーリングが違うということだけがわかったという感じでしたね。
(打感向上の理由についてはG410アイアンの詳細ページをご覧ください)
そして構えた時の印象が実にGシリーズっぽくない。
管理人の中でのGシリーズといえばこんな感じ(↓)ですよ。
(友情出演・G10アイアン♯7)
でかいヘッドに強めのグース(オフセット)、分厚いトップブレード。
よく言えば安心感のある、悪く言えばあか抜けない感じがこれまでのGシリーズの印象でした。
が、今作G410アイアンに関しては、ビジュアル自体が大幅に変化していました。
かなりストレートネックになっているし、トップブレードも薄い。おまけにヘッド自体も小ぶり。
ずいぶんとまぁ洗練されています。
構えた時は「これでGシリーズの名を冠せるくらいの易しさがあるのか…?」と半信半疑で打った感想が上記なので、かなりの驚きがありましたね。
ちなみに飛距離面も相当向上しているらしく、説明してくれたピンゴルフジャパンのNさんは「数値上のデータより飛ぶんですよね」とのこと。
管理人はしばらく(数か月という単位で)ゴルフクラブを振っておらず、ケガもしたくないのでそれほど力を入れて試打はしていなかったのですが、ゆうに夏と変わらない飛距離が出ていました。
ですので、人によっては半番手ほど飛距離が変わってくる可能性があります。
後から調べてみると、これは「インパクト時のヘッドのたわみをCTPが阻害していた」という部分が大きいようです。
CTPを無くしたことで均一にヘッドがたわむようになり、結果飛距離が大幅に増したと。
ふむふむ、なるほど。これは確かに理にかなってますね。
また、スイングバランスはトゥ側のウェイトとホーゼル部分のウェイトで調整できるため、今まで通り指定して頂いて問題無いですとのことでした。
この辺が不可になると困る人が大勢いるでしょうから、やはりきちんと対応していますね。
またシャフトはカーボンのALTA J CB REDのSをまず打ってみましたが、かなりしっかり目です。
流石に管理人のヘッドスピードだと少し振り遅れますが(#7で165ヤードが管理人の飛距離)、シニアの方にはかなり幅広いフィッティングができそう。
そしてビジュアルのシャープさに比して易しいので、初めて試打した時の印象が抜群にいいアイアンというイメージでした。
また、このくらいスラッとした見た目だとかなりの上級者になっても使えると思います(実際、PING契約の塚田プロはG410アイアンをバッグに入れるとtwitterで明言)。
そういう意味でG410アイアンは初心者が上級者になるまで愛用できる、実に経済的なクラブであるとも言えますね。
クラブとしての完成度も非常に高く、ひいき目無しでお勧めしたいアイアンに仕上がっています。
発売は3月後半とまだ先ですが、またヘッド在庫が無い〜ということになりそうなので、購入検討中の方はお早めに当店までご相談頂くことをお勧めします。
- 2019.02.06 Wednesday
- 試打レビュー系
- 09:43
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- by ゴルフショップオカムラ管理人