オカムラ社長のスコットランド旅行記!(その2:「ゴルフの聖地、セントアンドリュースへ!」)

先日に引き続き、オカムラ社長のスコットランド旅行記をお届けします。

今回はゴルフの聖地セントアンドリュース見学がメイン。

そこで発見した地元ゴルフショップでまさかの超レアピンパターが…!

 

それでは、先日に引き続きお楽しみください。

 

 

ちなみに今回社長が泊まったお部屋はこちら!

小洒落てるにも程がある!

 

同行者のGさんが宿の手配をしてくれたんですが、以前Airbnbでお世話になった「ケイト」さんのお宅だそうです。豪邸!

他の部屋の写真もあったので紹介させてもらいますと…

 

 

 

 

 

とまぁ、どこのインテリア雑誌だよこれというようなお部屋ばかりでした。

部屋がちゃんと掃除されてない、ベッドのスプリングが柔らかすぎるとオカムラ社長は文句を垂れていましたが、そもそも物価が高いスコットランドで1泊25ポンド(3,600円弱)とか35ポンド(5,000円弱)とかありえないですからね。文句言える筋合いじゃありません(笑)。

この値段で泊まれるのはホステル(ドミトリー…一部屋にベッドが沢山置いてあり、複数人数で宿泊するタイプの施設)とかになっちゃいますから。

 

あとは1室タイプの部屋でも…

 

 

こんな感じになっちゃいます。

ちなみにこちらがダンディー市で1部屋「6,240円」のホテル(ツインルームなので半額としても3,120円)です。

(宿泊者のコメントが映ってますが「good value(安くていいね)」ですって。)

 

つまり、海外だと本当に綺麗な部屋に泊まりたければ最低でも1泊15,000円〜20,000円は出さないと話になりません。

ホテルだと部屋の掃除してもらうにもチップが必須ですしね。

どこに行っても「私はお客様」的な思考は日本人の悪いクセだと思います。

良いサービス受けたきゃ金払えがあちらの常識。郷に入らば郷に従え、ですよ。

 

 

 

ちなみに35ポンドの部屋には客室内にトイレとシャワー付きだったとのこと。

あちらでは家を建てる時、お客様に宿泊してもらう部屋を作るのが一般的とはいえ、これは凄い。

後の記事で写真を紹介しますが、ケイトさんオープンカーとかも持ってましたし一体何者なのか…。

 

 

さて、それではダンディー市からセントアンドリュース市へ出発。

バスで移動するのですが、今回宿泊したケイトさんの家からバス亭までは「Rose Lane」という小さな路地を抜けて向かっていたようです。

ただ、たまたま道路工事の最中だったらしく…

 

 

場所によってはこんな感じだったそうで(^_^;)。

う〜ん、普段なら風情がありそうな路地だけに残念。

 

 

ダンディー市にある「CAIRD HALL」なる建物。

バレエや音楽などを楽しむ文化的な施設のようです。

あちらはこういった歴史ある建物が多くて写真も撮り応えがありますね。

 

 

ダンディーからセントアンドリュースへ移動中のバス…ではなく(笑)、バス移動中の写真が無かったため他のタイミングで撮影した写真を入れ込んでみました。

 

 

というわけで無事にセントアンドリュースへ到着!

こちらは今回寄ったショップではないですが、やはりゴルフに関連したお店は多いみたいでした。

 

 

「THE SCORES」なる道路があるのも、ゴルフの聖地セントアンドリュースならでは。

 





 

街の風景も「The 古都!」といった趣で、どこを撮影しても絵になります。

 

そして道を進んでいくと…

 

 

ついに見えてきました!

ゴルフの総本山「R&A(ロイヤルアンドエンシェント)」です!

 

あの建物こそ、ゴルフにおいて世界で最も強い権威を持つ協会の総本部。

その先には「セントアンドリュースゴルフクラブ・オールドコース」の1番ティーと18番グリーンが広がっているのです。

初めてあの建物が見えた時どんな気持ちだったのか、これは社長に聞いてみたいところですね。

 

 

それでは、R&Aの正面側に回ってみましょう。

凄まじい重厚感のある建物。社長いわく、中ではR&Aのスタッフと思しき人が紅茶(?)を楽しんでいたそうです。

 

そしてここから振り返ってみると…

 

 

セントアンドリュース・オールドコースの1番ホールティグラウンドが見えます。

当然ながら観光客の数もかなり多く、ここでティショットを打つのは緊張しそうですね(笑)。

 

 

1番ホールティグラウンドのすぐ隣には、18番ホールのグリーンが。

ゴルフでは1番ホールから9番ホールまでを「アウト」、10番ホールから18番ホールまでを「イン」と呼ぶのは皆さんご存知かと思います。

 

その語源となったのがこのセントアンドリュース・オールドコースで、「ゴーイングアウト」「カミングイン」の名が示すとおり、1番ホールから9番ホールまで一直線にクラブハウスから離れるように進んでいき、そこから折り返してクラブハウスに戻ってくるようなレイアウトになっています。

(正確に言うと8番、9番はクラブハウス側に向かって打つ感じになるんですが、感覚としては1番ホールから順にクラブハウスから遠ざかっていくような感じで進んでいくため「ゴーイングアウト」と呼ばれています)

 

 

というわけで、18番ホールのグリーンを背にしてまずは記念写真をパチリ。

右側に見えるのが1番ホールのフェアウェイになるんですが、アンジュレーションの激しい18番ホール(左側)と違ってまったいらですね。

 

 

そして1番ホールの脇にはちゃんと観光客用の道路が整備されていました。

写真が切れているため見えませんが、左側にオールドコースの1番ティグラウンドがあるような構図になります。

 

そして少しこの道を進んでいって…振り返ってみると…

 

 

「ブリティッシュ・ゴルフ・ミュージアム」というゴルフの歴史を物語る希少な品を揃えた博物館が見えます。

こちらも旅の後半でじっくり見学してきたそうですので、楽しみにしていてくださいね。

 

 

 

そしてそのすぐそばには「オールドコース・スターター」が。

ビジターの方がオールドコースでプレーできるかどうかはバロットと呼ばれる抽選で決められており、こちらのスターターで申し込みを行う形となっています(結果はオンラインでも確認可)。

 

その他のプレー方法としては、前年の時点でR&Aに直接申し込みを行うか、パッケージツアーに申し込む、当日にメンバー空きがあるグループが出ることを期待してウェイティングするなどがあるようです。

 

今回オカムラ社長はバロットに参加したのですが、残念ながら抽選漏れしてしまいプレーすることはできませんでした。

とはいえ、また旅に出る大義名分が出来たということもできますね(笑)。

 

 

1番ホール脇の観光客用歩道を歩きながら振り返ると、荘厳なR&Aの建物が。

何ともいえない迫力があります。

 

 

少し戻って、今度は18番ホールグリーン脇からR&Aを眺めます。

先ほど紹介した「スターター」の小さい建物も見えますね。

 

今回の写真を見て「ここで世界初となる全英オープンゴルフが行われたのか…!」と感動される方も多いかもしれませんが、実は第1回〜第12回の全英オープンが行われたのは「プレストウィックゴルフクラブ」なんですよ。

ここセントアンドリュースゴルフクラブ・オールドコースで全英オープンが行われたのは第13回、1873年のことです。

 

プレストウィックゴルフクラブは会場が狭いことから1925年以降全英オープンは行われておらず、今はカーヌスティやロイヤルトゥルーンなどそうそうたるゴルフクラブが持ち回りで全英オープンを開催しています。

こういったスコットランドのゴルフにまつわる歴史を調べた上で旅行すると、より沢山の発見があって楽しいかもしれませんね。

ちなみに「プレストウィックゴルフクラブ」は現在も健在で、日本人もプレー可能となっています。

 

 

18番ホールの脇にある小道から見えるのは「オールドコース・ホテル」。

ホテル越えのティショットを要求される17番ホールでお馴染みですね。

プレーを終えた全英オープンの参加プロが毎回顔を出しているのもご愛嬌。

 

 

当然18番ホールティグラウンドのそばにある「スウィルカンブリッジ」の上でも記念撮影。

数多くの名プレーヤー達が様々な思いで渡ったこの橋を、ようやく見ることが出来た社長の心中はいかばかりでしょうか。

 

 

それにしてもこの荒涼とした風景の中、一体どれだけのドラマが繰り広げられてきたのか。

想像するだけで昔の全英オープンをまた見たくなってしまいますね。

 

 

ちなみに18番ホールには「トム・モリス」という名前が付けられています。

彼は全英オープンの生みの親にして、全英オープンを4度制覇した伝説のゴルファー。

オールドコースを改修し、カップのサイズを今の基準に定めたのも彼です。

 

また息子のトム・モリス・ジュニアも天才ゴルファーとして名を馳せ、なんと全英オープンを4連覇。

親子で8度も全英オープンを制したという、伝説中の伝説と読んでも過言ではない人物です。

 

現在もトム・モリス翁の末裔はここセントアンドリュースに健在で…

 

 

18番ホールのグリーンと道路を挟んだすぐ傍に「TOM MORRIS SHOP」なる、モリス翁の末裔の方が営むショップが現在も存在します。

ちなみにこちら、今回行ったときには…

 

 

ちょっとリニューアルされて「The Open Golf Shop」になってしまっていました(笑)。

以前の「TOM MORRIS SHOP」の方が雰囲気あって良かったと思うんですが(^_^;)。

 

上の窓から顔を出しているのがモリス翁の末裔の方で、今回オカムラ社長を誘ってくれたGさんは彼女とも顔見知りだそう。

いつかは2階に上げてもらって、一緒にお茶を飲むのが夢なんだ〜と話されていました。

うーん、それはまたセントアンドリュースに行かないとですね。

 

 

こちらはトム・モリス・シニアとトム・モリス・ジュニアの足跡を伝える碑です。

1821年に生まれ1908年に没したモリス翁ですが、セントアンドリュースのグリーンキーパーを1864年から1903年にかけて務めていました。

そして息子であるトミー・モリスは1868年〜1870年、1872年の全英オープンで優勝していることなどが書かれています。

 

ちなみに1871年の全英オープンは中止されているのですが、これにもちょっとした逸話があるんですよ。

当時の全英オープンには「3年連続で優勝したものはチャンピオンベルト(当時はクラレット・ジャグではなくチャンピオンベルトが贈呈されていた)を永久に自己の所有物として良い」という一つの取り決めがありました。

 

しかしこのチャンピオンベルトは良質の皮に銀細工を施したかなり高価なもの。

また、1871年以降はプレストウィック以外のコース(セントアンドリュース、マッセルバラ)でも持ち回りで全英オープンを開催することが検討されていたのですが、優勝記念品の作成にかかる費用分担の話し合いがうまくまとまらなかったことからこの年は開催を見送ることになりました。

 

しかし、その翌年に行われた全英オープンでまたもトム・モリス・ジュニアは優勝してしまうのです。

結果1年の中止を挟んでの4連勝。凄まじいゴルフの腕前だったのでしょう。

 

 

そんなゴルフの偉人を偲びつつ、ランチタイムはビールで乾杯することに。

 

 

「エデン・ミル」というクラフトビールです。

「エール(ALE)」とありますので上面発酵で作られた昔ながらのビールですね。

 

 

ちなみにこのエデン・ミル、2012年にビール工場として立ち上がった割と新しい醸造所です。

その後ジンとウイスキーの製造も始め、現在は複合蒸留所として稼動しています。

要するに「セントアンドリュースの地酒」を作っている場所ですね。

 

ここが面白いのは「ウイスキー樽で熟成させたビール」や「ホップを香料に使ったジン」なども作っているところでしょうか。

まだ日本では取扱店舗なども少なく、かなりレアなお酒だと思います。

 

 

 

 

そして食事もガッツリと!

管理人はこういう食事が続いても大歓迎ですが、社長達は結構大変だったみたいです(笑)。

必ずフライドポテト(あちらだとこれを「チップス」というそうですが)が付いてくるのがイギリスらしいですね。

しっかりお腹を満たした後は、セントアンドリュースのゴルフショップを見学に向かいます。

 

 

R&Aから歩いて10分ほどの場所にあるのが「THE HAPPY HACKER GOLF SHOP」です。

ご覧の通りオールドコースに関する土産物が置いてある他、マニアックなゴルフグッズを多数揃えた隠れ家的なお店。

店内には…

 

 

ピンのレアなオールドウッドを再利用して作られたオブジェや…

 

 

アイアンヘッドを使って作られたオブジェも。

 

それよりも何よりも管理人が驚いたのが…

 

 

こちら!!

これが何なのか、一目でわかる方は結構なピンファンです。

 

皆さんご存知、帝王「ジャック・ニクラウス」ですが、実は若かりし頃にピンのパターを愛用していたんですよ。

 

 

 

ソールにジャック・ニクラウスとスラゼンジャー(Slazenger社…当時ピンのクラブを英国で販売していた)の刻印が両方あるのはネット上でも良く見かけますが、このパターにはニクラウスの刻印しか無く、こういったものは自分は見たことがありません。

 

 

 

バックフェースを見るとスコッツデール時代の「KUSHIN(クッシン)」であることがわかります。

ちなみに、ジャック・ニクラウスの刻印が施されたスコッツデール時代のピンパターはこの「KUSHIN」しか存在しません。

 

著名なパターコレクターである「ボビー・グレース」さんのCDによると、スラゼンジャー社の刻印とジャック・ニクラウスの刻印があるスコッツデール時代の「KUSHIN」は600ドル〜1200ドル(1999年当時のクラシックパター市場価格で)だそうです。

 

一方、ジャック・ニクラウスの刻印しか入っていないスコッツデール時代の「KUSHIN」に関しては相当調べたものの言及しているサイトが見つからず、このパターの価値がいかほどのものであるかは結局わかりませんでした。

とりあえず、相当なレアモノであることは間違いありません。

 

 

オールドコースらしい土産物も沢山ありますし、この品揃えは本当にゴルフが好きなんだろうな〜と思わせるお店です。

オヤジさんはどうも最近体調を崩していたらしいですが、元気そうで何より。

管理人がスコットランドへ旅行する時までこのお店には残っていてほしいなと思います。

 

続いては…

 

 

トム・モリス翁のお墓もあるセントアンドリュース大聖堂(St. Andrews Cathedral)を観光。

 

 

 

12〜13世紀ごろのものらしく、建物自体は既に使われていないようですが、観光スポットとして保存されているようです。

 

 

中には沢山のお墓もありました。

 

奥の方には…

 

 

 

 

トム・モリス翁のお墓が。

モリス翁自身は1908年まで存命でしたが、奥様と息子(全英オープン4連覇のトム・モリス・ジュニア)には先立たれています。

トミー以外にも子宝には恵まれていたため一人ぼっちになったわけではなかったようですが、やはり寂しさはあったことでしょう。

 

 

黙祷を捧げます。

 

 

上で「息子に先立たれている」と書きましたが、トムの息子であるトミーも、妻とお腹の子供を同時に亡くしています。

1872年に全英オープンを4連覇してから、僅か3年後の出来事です。

 

この写真に見える海(フォース湾)の先には、セントアンドリュースの対岸にあるノースベリック・ゴルフクラブがあります。

ここで父トムを相棒にフォーサム競技に参加していたところ、「妻が難産で危険な状況にある」と連絡を受けるのです。

 

ヨットを手配してフォース湾を横切り、セントアンドリュースにたどり着いたトミーでしたが、既に妻と子供は亡くなった後でした。

以降トミーは気力を失い、わずか3ヵ月後のクリスマス・イブの日、妻と子供の後を追うように息を引き取っています。

 

ゴルフには様々な逸話がありますが、これはその中でも特に悲しい話の一つといえるでしょう。

 

 

モリス一家のお墓に黙祷を捧げた後は、広い広いスコットランドならではの練習場で思う存分ボールを打ち込みます。

トム・モリス・ジュニアのお話もそうですが、スコットランドという国はやはり一抹の寂寥感(ひっそりとして物悲しい様)をまとっている気がしますね。

 

そういった体験も含めて、日本ではなかなかできない旅だったのではないかと思います。

明日からはカーヌスティで行われる全英オープン見学!
練習ラウンドから最終日まで一気に一記事で駆け抜けますよ!

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