2018.08.27 Monday
オカムラ社長のスコットランド旅行記!(その3:「2018年全英オープン!カーヌスティ・ゴルフリンクスへ!」)
ついに念願のセントアンドリュースを訪れることができたオカムラ社長。
翌日以降はカーヌスティで行われる全英オープンの見学です。
ちなみに社長達は練習ラウンドから最終日までの全日程を見学したらしく、そのまま掲載するとあまりに長くなりすぎるためダイジェスト形式でお送りします。
2018年全英オープン開催の地「カーヌスティ」の街並み。
人口10,000人少々の小さな町です。
「カーヌスティ・ゴルフリンクス」に向かう途中には「Links Avenue」というそのものズバリな名前の通りがあります(「Taymouth street」はこの「Links Avenue」と交差する道路です)。
通り沿いには花壇代わりにしたゴルフバッグが飾られているんですが、この手作りな感じがまた全英オープン気分を高めてくれますね〜。
というわけで会場に到着。
チケットは既に持っている(郵送で送られてきています)ので、会場へゴー!
当然ながらセキュリティチェックも厳重です。
中に入ると「オフィシャルパッケージプログラム」なるものが販売されていました。
今年の全英オープン公式サイトによると、500mlのミネラルウォーターボトルのほか、コースガイドなどを含む公式プログラム、日焼け止め入りの小袋などが入っているようです。
勿論早速購入(被写体は同行のGさんです)。
「THE OPEN」のロゴが格好いいですね。
練習場では日本の松山英樹プロが大勢の日本人を引き連れてショット調整中。
しかしこちらの写真(他のプロの練習風景)に比べるとお付きの人が多すぎて集中できないんじゃないかと心配になります(笑)。
まぁ、この程度はもう慣れっこなんでしょうが。
昼食は「グルメソーセージロール」なるものを頂くことに。
名前からは想像が付きませんが…
ご覧の通り、ローソンなどで売ってそうな感じの軽食でした(笑)。
しかしこの「グルメソーセージロール」、意外と美味しかったらしく社長も同行のGさん達も割とお気に入りだったのだとか。
こうして見るとボリュームもなかなか凄いですね。日本ではありえないくらいの肉の量です。
他にも卵・マヨネーズ・クレソンのサンドイッチなどが販売されており、意外と食べ物は充実。
全英オープン公式のミネラルウォーターを飲みながら練習ラウンドを観戦します。
バンカー越えのアプローチを練習中の松山君。
全英オープンならではのポットバンカーを直に見られて、オカムラ社長も大満足だったことでしょう。
松山君は外国の方にも人気がある(実績ありますしね)のか、サインをお願いされることも多かったようです。
雲の切れ間に青空も。
今年の全英オープンは天候に恵まれていましたね。
「カーヌスティの悲劇」であまりにも有名な18番ホール「HOME」。
ジャン・ヴァン・デ・ヴェルデが3打目を打ち込んだ「バリー・バーン」と呼ばれるクリークも見えます。
そしてここでミラクル発生!!!
なんとピンの会長であるジョン・A・ソルハイム氏と偶然遭遇しちゃったんです!!
3年前のアメリカ出張の際に一度お会いしただけなので流石に覚えてはいなかったようですが、日本でピンを専門に取り扱っているショップである旨説明して一緒に記念写真を撮ってもらいました。
ピンのプロも沢山出場してましたし、来てるんだろうな〜とは思っていましたが、まさか顔を合わせるとは…!
そんなサプライズもありつつ、練習ラウンド見学を終えて一休み。
何故かソフトクリームが売っていたようです(笑)。
その後は宿泊しているケイトの家に戻り、同宿の外国人夫婦と談笑。
オカムラ社長、特に英語が堪能というわけではないんですが何とかなってるっぽいのが面白いですね(笑)。
そしてここは自炊が基本ということもあり、社長自らカレーを作ります。
普段からゴルフショップオカムラでは冬に社長特製カレーを作って販売していますし、料理はお手の物。
まぁ、当然キッチンドランカーなんですけどね(笑)。
皆さんペロリと完食。
それにしても、これだけ設備が整ってると長期滞在しやすいでしょうね。
今回はオカムラ社長のように調理技術を持っている人もいましたし、食のバラエティに乏しいと言われるイギリスでも楽しく滞在できたのではないでしょうか。
翌日も引き続き練習ラウンド見学。
グルメソーセージロールの食べ方もバージョンアップしていました(笑)。
いやこの組み合わせ、普通に美味しいでしょう。
これとビールを食べながら全英オープンの練習ラウンド観戦って、めちゃくちゃ贅沢な話ですよ。
どのプロもポットバンカーからのアプローチをしっかり練習しておきたいのか、この練習グリーンは人気だったようです。
この日も大勢のプロが感触を確かめるようにボールを打ち込んでいました。
サイトマップもきちんと用意されていて、至れり尽くせり。
ご覧の通り天候も良好ですし、明日からの全英オープン本戦が楽しみですね。
ということで全英オープン初日。
ちなみにこちらが今回Airbnbでお世話になった「ケイト」さん。
後ろに見えるのはケイトさんのオープンカーだそうです。
豪邸の持ち主ですし、本業は一体なんなのか…
朝食はパンとカレー。ご飯が無いわけではないとのこと(笑)。
ケイトさんの家があるダンディーからカーヌスティへは「スコットレール」と呼ばれる電車を使って移動します。
これがまたとても綺麗で快適そうな車内。
大体10〜15分くらいで着いてしまうらしいのですが、少し距離のある場所へ旅行する時はランチを作って持って行きたくなりますね。
ということでカーヌスティ到着(笑)。
この日も全英オープンらしからぬ好天に恵まれました。
好天どころか快晴に近い天気。
雨が降ったのは1日だけだったと聞きましたが、観戦する側としてはありがたい限りですね。
全英オープンといえばお馴染み「ハリエニシダ」。
ご覧の通りのトゲットゲで、こりゃこの中に打ち込んだらアンプレヤブルにせざるを得ません。
ちなみに今回のセッティングはパー71の7402ヤード(!)。
パー4ホールの長さがインパクトあります。
日本の宮里優作プロもこの段階では3アンダーと好調でした。
(残念ながら1ラウンド終了時点ではイーブンでしたが)
続いて全英オープン2日目。
この日は滞在10日間を通して唯一の雨でした。
とはいえ、むしろこういう天気の方が「全英オープンっぽい」と感じてしまうのも致し方ないところ。
この2日目は、魔の18番で松山プロがトリプルボギーを叩き予選落ちしてしまうという波乱の展開になりました。
一方同組で回っていたタイガー・ウッズは見事予選を突破し、メジャーで久々の活躍を見せてくれることになります。
内容の濃い全英オープン2日目を見学した後は…
普段料理など殆どしないというケイトさんがディナーでローストチキンを作ると言い出し厨房に。
危うい手つきにみんなヒヤヒヤものだったそうです(笑)。
それでも何だかんだで皆さん楽しそう(笑)。
この日はケイトさんの家に宿泊している人が大勢集まってホームパーティのような感じになったみたいですね。
左下にローストチキンの残骸も見えますが、上手く焼けてるようで何よりです。
ちなみに朝食はパンだったのですが、同宿だった外国人夫妻に教えてもらった「トーストがシナシナにならない方法」をご紹介。
ご覧のように、立ててお互いにもたせかけることでお皿と接する面積が少なくなり、時間がたってもサクッとした食感でトーストを頂けるそうです。
なるほど。これは管理人も試してみようと思います。
というわけで全英オープン3日目。
ちなみにこちらは社長が泊まった部屋とはまた別のお部屋なんですが、屋根裏っぽい雰囲気が実にいいですね。
海外なので当たり前なんですが、海外ドラマで主人公の高校生とかが住んでそうなお部屋です(笑)。
Airbnbは結構当たり外れ大きいと聞きますが、ケイトさんのお家は当たりにも程がある気がしますよ。
朝食は例によって作り置いておいたカレーと、同行のGさんが作ってくれた餃子&セロリの浅漬け。
以前フィッティング行脚であちこち行っていた頃の食事が極端に充実しすぎだっただけであって、海外旅行でこれだけしっかりした食事が取れれば十分すぎるくらいだと思います。
この日は町の公園(?)で謎のミツバチのような仮装をした人達がパフォーマンスをしていました。
何なのかは結局よくわからなかったようですが、写真を見ている限りでは楽しい(笑)。
そして今日も今日とてカーヌスティへ。
決勝ラウンドということもあり、人手が練習ラウンドの時とは段違いです。
また、この3日目は一挙にスコアを伸ばす選手が続出!
「64」で回ったジャスティン・ローズ、「65」を叩き出したジョーダン・スピースやフランチェスコ・モリナリなどリーダーボードが一気に動いて大盛り上がり。
残念ながらスピースは最終ラウンドで大叩きしてしまいましたが、モリナリは3日目、最終日共にノーボギーと実に安定したゴルフを見せてくれました。
ちなみに、スコットランドは高緯度地方なのでなかなか日が沈みません。
先ほどのリーダーボードの写真も夜の7時前なんですよね。
社長いわく、完全に日が沈む頃にはもう結構遅い時間になっていたそうです。
というわけで2018年全英オープン、最終日の朝です。
3日目はタイガー・ウッズがチャージを見せて盛り上がりましたが、はてさてどうなるか…
ちなみにこれ、油を使わずに目玉焼き(?)を作るヘルシーな方法だそうです。
ポーチドエッグというわけでもなく、ゆで卵というわけでもない不思議な作り方。
日本ではあまりメジャーじゃないというか、聞いたことがありませんね。
こういう異文化に触れることができるのも海外旅行の楽しみの一つと言えるかも。
また、仲良くなった外国人夫妻はトーストに塗るバターが溶けるのを好まず、硬い状態で塗っていたそうです。
なんとなく日本人だと「バターが溶けてジュワジュワになったトースト」の方が美味しそうに感じますが、国が違うと食の感性も異なるということでしょうか。
あ、でもよく考えてみると市販の菓子パン(マーガリン入りジャムパン)なんかはそんな感じですよね。
あの食感を求めてということならなんとなく理解できなくもないような(笑)。
こちらは昨日ミツバチの仮装をした人たちがいた公園ですが、今日は路上ライブのパフォーマンスが行われていました。
イギリス到着日にも公園でダンスパフォーマンスしている学生さんが沢山いましたが、日本に比べるとこういった活動がやっぱり盛んなんだな〜と。
そして最終日も良い天気。
この写真だけ見るとスコットランドのリンクスというよりちょっとした南国リゾート気分です(笑)。
未来のプロゴルファーと共にセキュリティを抜けて会場へ。
リーダーボードを見ると、前半終了時点ではウッズが2つ伸ばして暫定トップ!
1打差でモリナリとスピースが追う展開です。
ぎゅうぎゅう詰めのスタンドもこの展開に大盛り上がり。
ウッズが最後にメジャーを制覇したのは10年前ですからね…そりゃ盛り上がるのも無理はありません。
当然ながら18番ホール前に陣取って観戦します。
このクリークこそが「カーヌスティの悲劇」の舞台となったバリーバーン。
残念ながらウッズは後半でスコアを崩してしまい、優勝はならず。
しかし同行のGさんいわく、ウッズの人気はやはりダントツだったそうです。
まだ42歳、チャンスはまだまだあると思うので頑張って欲しいものです。
そして第147回全英オープンを制したのはイタリアのフランチェスコ・モリナリでした。
何かが飛び抜けて凄い!という選手ではないので日本での知名度はそれほど無いかもしれませんが、ゴルフダイジェストのこちらの記事によると「4年で20ヤード」もドライビングディスタンスを伸ばしてきているそうです。
クラレット・ジャグにキスをするモリナリ。なんともいい写真ですね。
念願だった全英オープンを最初から最後まで間近で見ることが出来、オカムラ社長も感無量だったことでしょう。
そして初めてのスコットランド旅行をサポートして頂いたGさん、スコットランドで合流したKさんにも大感謝です。
やはりゴルフはただスコアを追うだけのスポーツではなく、ゴルフを通じて自然と育まれていく人との繋がりこそが魅力なのかな、と写真を加工していて感じました。
管理人は最近忙しくなかなかゴルフができていないのですが、もう少し落ち着いたらのんびりコースを回ってみたいものだなと思います。
…というわけで、オカムラ社長の全英オープン観戦記はここまで!
続きはセントアンドリュースにあるゴルフ博物館見学などをお届けします!
こちらもなかなか見応えがありますので楽しみにしていてくださいね!
- 2018.08.27 Monday
- スコットランド旅行記
- 10:21
- comments(2)
- trackbacks(0)
- by ゴルフショップオカムラ管理人
お疲れさまでしたー!