オカムラ社長のスコットランド旅行記!(その4:「ゴルフの歴史がここにある!セントアンドリュースのゴルフ博物館見学!〜さらばスコットランド」)

念願だったスコットランドでの全英オープン見学も無事に終え、後は観光して日本へ帰るだけとなったオカムラ社長。

今回はセントアンドリュース・オールドコースのすぐ傍にある「ブリティッシュ・ゴルフ・ミュージアム(英国ゴルフ博物館)」を見学します。

 

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朝食は同行のGさんが作ってくれたチャーハンとセロリの浅漬け。

お米は「ななつぼし」だそうです。お米持参なのがThe 日本人といった感じですね(笑)。

 

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そして滞在中お世話になったこのお部屋とももうすぐお別れ。

しかし何度見ても小洒落た部屋ですね。

 

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雲も多いものの、滞在中は割と青空を見る機会も多かったらしく何より。

この写真は、毎日同じ道を通っていたのでちょっとルートを変えた時に撮ったものだそうです。

そんなことができるほど海外慣れしていたことに驚き。

 

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壁新聞?でしょうか?

全英を制したモリナリの勇姿です。

 

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スコットランドはどこで写真を撮っても絵になりますね。

いつかは管理人も一人でのんびりこういう街を旅してみたいものです。

 

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何度も乗ったバスに揺られて、ダンディーからセントアンドリュースへ。

明日帰るのかと思うとこの景色もまた少し違う雰囲気で見られたのではないでしょうか。

 

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というわけでセントアンドリュースゴルフクラブ・オールドコースに到着。

週末に行われる全英シニアオープンの準備がされていました。

 

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オカムラ社長はここで観光した翌日に帰る予定ですが、Gさんはその後も滞在して各地のリンクスを回られるとのこと。羨ましい!

 

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このレリーフもセントアンドリュースにあったものでしょうか?

ゴルフの聖地にあってなお、オールド・トム・モリスの名は伝説なのかもしれません。

 

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練習ラウンド中でしょうか?

にっこり笑顔で写真を撮らせてくれたスペインのオラサバル。

 

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ふと振り返ればこれぞリンクス!と言わんばかりの光景が目の前に広がります。

帰りの便は明日ですから、オカムラ社長もこの景色をじっくりと目に焼き付けたことでしょう。

 

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そして今日のお目当てがこちら。

 

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ブリティッシュ・ゴルフ・ミュージアムです!

その名の通り、ゴルフの歴史の全てが詰まった博物館。

フェザリー(鳥の羽毛を詰めたごく初期のゴルフボール)の製造工程まで見られるのだとか。

 

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というわけで中へ入ってみましょう。

写真下の茶色い物体は1898年のホールカッター。

1891年にR&A(ロイヤル&エンシェント)が、ホールのサイズを4と1/4インチに決定した、というようなことが下のパネルに書かれています。

ホールカッターが使用され始めたのは1820年代であるというようなことも書かれていました。

 

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こちらは「Early Ball and Stick Games」と書かれています。

説明によるとゴルフのご先祖様的なものにあたるらしいですね。

クリケットとの相似も指摘されているらしく、今のゴルフとはかなり趣が異なるようです。

 

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左から2番目の書籍が、1743年にエジンバラで出版された世界最古のゴルフ書「The Goff」。

左から3番目の書籍は「13ヶ条のルール」で有名な最初期のゴルフ規則書です。

ソサエティ・オブ・セント・アンドリュース・ゴルファーズが1754年に出版したとありますが、1744年の時点ではエジンバラの紳士的なゴルファーの間で既に合意されていた…的な説明も補足されています。

 

ちなみに1400年代から既にゴルフ(当時はGoffと書かれていました)というスポーツは存在していたらしく、1457年にはスコットランドで「ゴルフ禁止令」なるものが発令されています。

文書で初めてゴルフという文字が登場したのもこの禁止令だったそうですね。

写真がボケていて文字が判別できないのですが、もしかしたら一番左の書籍はそれに関連したものかもしれません。

 

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全英オープン記念グッズ色々。

バッジやメダルは色々な種類があったようです。

 

真ん中の茶色い冊子は「Carnoustie Commentary」とのこと。

カーヌスティの注釈書・解説書みたいな感じでしょうか。

カーヌスティで行われた記念すべき2回目の全英オープン(1937年)とのことでこのような冊子を作った模様です。

 

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こちらはヘンリー・コットン特集コーナー。

長いことアメリカ人に独占され続けてきた全英のタイトルを奪い返したプロとしても有名ですが、もう一つ大変大きな役割を果たした人物でもあります。

 

というのも、当時のイギリスでは趣味ではなく生計を得る手段としてゴルフをプレーすることは「卑しい」行為とみなされていたんですね(驚いたことに、当時のプロゴルファーは労働階級とみなされていたため、クラブハウスに入れてもらうこともできませんでした)。

 

しかし彼は上流階級の生まれでありながら17歳にしてプロ転向し、3度も全英オープンを制覇。

そのエレガントな身のこなしや洗練されたファッションで多くのイギリス人の心を掴み、労働階級とみなされていたプロゴルファー達の大幅な地位向上に貢献したのです。

 

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管理人も詳しくわからなかったのがこちら「The Musselburgh Cup」。

1700年代に使われていたもののようですが、詳細はわからず…

1774年という表記がありますが、これはゴルフのルールが成文化された年ですね。

何か関係があるんでしょうか…

 

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これも何でここに置いてあるのか不明(笑)。

持っているのはワインボトルとワイングラスですね。

 

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1754年5月14日にセントアンドリュースで行われた競技の優勝賞品となった「シルバークラブ(のレプリカ)」。

 

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フェザーボール(鳥の羽根を用いた、初期のゴルフボール)を作る職人の蝋人形。

こちらはアラン・ロバートソンという1800年代の名手で、トム・モリス・シニアのお師匠様にあたる人でもあります。

ゴルフ史上初めてスコア「80」を切ったのもこの人なんですよ。

 

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当時のフェザーボールとゴルフクラブを集めた展示です。

うーん、こういうのを見るとこれでプレーしたい気持ちがふつふつと…。

 

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全英オープンを制した記念すべきクラブ達。

左下には我らがPINGの誇る「ステンレススチール・アンサー2」も。

イアン・ベーカーフィンチ、グレッグ・ノーマン、マーク・オメーラがこのモデルを使って全英オープンを制しています。

 

 

スコットランドのゴルフ博物館でありながら「球聖」ボビー・ジョーンズのパネルも。

やはり彼はこの地でも愛されていたんですね。

 

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全英3連覇という偉業によりトム・モリス・ジュニアの手に渡ったチャンピオンベルト。

モロッコ産の高級な皮に銀細工が施されています。

 

その上にあるのはゴールドメダル。

これはトム・モリス・ジュニアが4度目の全英制覇を果たした際に送られたそうです。

 

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昔のワークショップ(プロショップのことでしょうか)の再現コーナー。

散らかったテーブルの上といい、木屑まみれの床といい実にリアルですね。

 

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こちらはセントアンドリュースにかつて存在したクラブメーカーの展示です。

「セントアンドリュース・クリークメイカーズ」という名前で1890年〜1914年まで営業していたようですね。

 

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糸巻きボールの原型ともいわれる「ハスケルボール」の展示。

他にも希少な「紙製のティー」や、ダンロップの「水に浮く」ゴルフボールなども。

後ろに並んでいるクラブの名前に「マッシー」や「ニブリック」と書かれているんですが、これがショートアイアンを指す呼び名だというのを思い出すまでしばらく時間がかかりました(笑)。

 

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左側のクラブは「ゴルフ3巨人」と呼ばれたハリー・バードン、ジョン・ヘンリー・テイラー、ジェームス・ブレードの使用クラブです。

右のクラブは左からウィリアム・オークタロニー、アレキサンダー・ハード、ジャック・ホワイトですね。

全て1890年代〜1910年代に活躍したプロ達です。

 

今では「オーバーラッピンググリップ」と呼ばれている握り方を初めて考え出したのが、ここに載っているハリー・バードンですね。

当時は「バードングリップ」と呼ばれていました。

 

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これがわかったら相当なゴルフ通だなと感じたのがこちら。

20世紀初頭の全英アマ優勝者のポートレートです。

「誰が誰だかわかる?」とちょっと煽った感じのタイトルもイギリスっぽくて面白いですね(笑)。

 

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1900年代初頭に撮影された世界各国のゴルフポートレート。

上海、エジプト、南アフリカ、セイロンなど様々な場所でゴルフが楽しまれていたことがわかります。

日本の「神戸ゴルフ倶楽部」も無いかなと思って探してみましたが見つからず(笑)。

 

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「ガッタパーチャって何?」という展示。

ガッタパーチャとはいわゆる天然ゴムの一種で、これを固めて作ったゴルフボールが生まれたのは1848年です。

上で紹介したフェザーボールよりも良く飛び、かつ安価に作ることができたため、あっという間に広まりました。

その結果フェザーボール職人のアラン・ロバートソンとその弟子であったトム・モリス・シニア(彼はガッタパーチャの登場後そちらへ傾倒しました)は仲違いすることになってしまうんですが…

 

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次はガッタパーチャボールの登場で、ゴルフクラブがどのように変遷したかという展示です。

フェザーボールは軽く柔らかかったためロングノーズ(パターのように長さのある)のクラブで打つことができましたが、硬く重いガッタパーチャボールだとインパクトの衝撃に耐えられず破損するクラブが続出。

その結果フェース面はより広く厚くなり、フェース長も短くなりました。

 

変化に乏しいと思われがちな昔のゴルフ事情ですが、実際は大小様々な変化に対応し進化していたことがわかりますね。

 

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1951年のマックス・フォークナー以降、18年もの間全英オープンを制することができなかったイギリスに、ようやくクラレットジャグをもたらしたのがこのトニー・ジャクリンとこのパターです。

 

どうして社長がこの写真を撮ったかって?

それは勿論…

 

 

このパターがピンの「A-Blade」だからです(笑)!!!

上ではアンサー2もありましたし、実はピンのクラブ、結構このブリティッシュゴルフミュージアムに展示されてるんですよ。

 

おまけにこのA-Blade、記念すべきピンの全英オープン初制覇パターなんです。

更に更に、翌年トニー・ジャクリンは同じA-Bladeで全米オープンも制覇するんですよ。

マニアックなパターですが、知る人ぞ知る名器でもあります。

 

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最後は様々なヘッド形状のクラブを一同に集めた展示で〆。

昔のクラブとはいえ、大きな進化を遂げていたのがよくわかります。

 

結構な枚数の写真を紹介したつもりですが、実際はまだまだありました。

全てを紹介しているととんでもない長さになってしまうので、気になる方は是非セントアンドリュースに足を運んでみてくださいね。

 

 

 

博物館を出てみると、トム・モリス末裔のご婦人が2階の窓から手招き(同行のGさんは何度もスコットランドに足を運んでいるため、このご婦人とも顔見知りなんです)。

 

彼女は「トム・モリス・ショップ(現在はお店の名前が変わったようです)」というお店を経営されているのですが、中に入ってみてびっくり。

 

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なんと「クラレット・ジャグ(全英オープンの優勝カップ)」が…!!

 

これ、果たして本物なんでしょうか?

真偽は不明ですが「触っちゃだめよ」の表記があるところを見ると本物という可能性も…!

売り子のお姉さんは「ヤング・トムに贈られたものよ」と言っていたそうです。

うーん…気になる。。。

 

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とまぁ、たっぷりセントアンドリュースを満喫したところでこの日の観光は終了。

オールドコースともこれでお別れです。

 

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スコットランド最後の夕食は何故かカレーうどん。

こういう日くらいはちょっといいとこに食べに行ってもいい気がしますが(笑)。

 

 

そしてスコットランド滞在最終日の朝は…

 

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洋風なブレックファスト。

 

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イギリスの食事事情に満足している様子は無かったオカムラ社長ですが、今日で最後となるとちと寂しいものはあるでしょうね。

 

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ケイトさんのお宅を出て移動し、ささっとランチ。

うむ、笑顔の写真が無いぞw

 

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あっという間にエジンバラ空港に到着し、大きな人達の波間に消えていくオカムラ社長…。

おおう…背中が切ない…

 

 

 

なーんてしおらしいのは写真のマジック。

行きと同様、エジンバラ→ドーハ→羽田のルートで帰ったんですが、エジンバラからドーハまでの旅程は両隣に人がいない状態だったらしく、ビジネスクラス並の広さでフリードリンクのビールとウイスキーをガブガブ飲んでいたそうで…

 


 

おまけにドーハから羽田への機内でナンパに成功したらしく若い女性とのツーショット写真が混じってました(笑)。

どうも彼女はモロッコへ一人旅をしていたらしく、仲良くなったんだとか。

 

そんなオカムラ社長らしい写真で今回のスコットランド旅行記、〆させて頂こうと思います。

長文の上写真も多く、かなり読むのが大変な内容になってしまいましたが、お付き合い頂きありがとうございました!

次回の出張(恐らく次は東京でのフィッティングイベント)も楽しみにしていてくださいね〜!


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