ピン契約の若き23歳、ブランドン・ストーンが最新クラブでヨーロピアンツアー優勝!

こんにちは、ゴルフショップオカムラ管理人です。

昨年12月の話題なのでちょっと遅ればせながらといった感がありますが、ピン契約プロの若き23歳「ブランドン・ストーン」が、ピンの最新クラブでヨーロピアンツアー「アルフレッド・ダンヒル選手権」を優勝しました!

 

 

彼の使用クラブは…

 

Gドライバー 9度

Gフェアウェイウッド #3

ラプチャードライビングアイアン #2

iブレードアイアン #3〜#9、PW

グライド2.0ウェッジ 52度/SS、58度/TS

ケーデンスTRパター ケッチ・ミッド

 

となっています。

パター以外は全て現行販売されている(もしくはされる予定の)最新モデルですね。

 

ちなみになんと2位に7打差を付けての圧勝劇。

23歳という若さでツアー2勝目ということもあってつい注目してしまいます。

どうもウーストヘイゼンと同じく南アフリカ出身の模様。

残念ながら今年のマスターズには出場できないようですが、その他のメジャー大会で彼の名前が出たら応援したいものですね。

シグマGパターその3!残りの7モデルに関してもコメントを付けてみましたよ〜!

前回前々回に続きシグマGパターの特集を続けていきます。

今回は前回紹介しきれなかった残りの7モデルのご紹介です。

それではどうぞ〜!

 

シグマGパター アンサー(ブラックニッケル仕上げ)

 

 

まずはアンサーです。

前回のブログでもアンサーは紹介しましたが、こちらはブラックニッケル仕上げです。

シグマGパターはアンサーのみ仕上げが2種類用意されているんですよね。

 

 

プラチナム仕上げとブラックニッケル仕上げの間に性能上の差異はありませんが、ブラックニッケル仕上げは太陽の光を反射しにくいという特性があります。

真夏のプレーの際、パターに日光が反射するのが苦手という方はこちらを選んでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

シグマGパター キンロック カウンターバランス(KINLOCH CB)

 

 

こちらも前回紹介した「キンロック」ですが、ヘッド重量が重くグリップも重い「カウンターバランス」タイプになっています。

重さを活かして振り子のようにストロークができるため、パッティングをオートマチックにこなしたい方向けのモデルですね。

 

 

アンサーと同じクランクネックなので、普段アンサーを使っている方にもそれほど違和感は無いかと思います。

ちなみにこのキンロック CBとドゥーン(どちらもカウンターバランスです)に関しては、長さを42インチまで指定して注文できます。

なので中尺、長尺パターを使われている方はブレードタイプ(キンロックCB)かマレットタイプ(ドゥーン)かの選択肢があるということになりますね。

ただ、現時点では長尺用のパターグリップの選択肢が無いようなので、希望する場合は当店にお問い合わせ頂いた方が良いかもしれません。

中尺に関してはシグマGパターの標準グリップで対応できるようです(カウンターバランス用はグリップが長いため)。

 

 

 

シグマGパター D66

 

 

初代スコッツデールパター以来の登場ですから、結構久々ですかね?

ブレードが短くコンパクトなタイプのヘッドです。

 

名前の由来は「上から見るとアルファベットのDに見える」かららしいですが、実際構えてみるとあまり「D」を意識する感じではありません。

 

 

管理人個人としては「操作性の高さをいやがおうにも意識させるコンパクトなヘッド」であることにこのモデルの個性があるかなと思っています。

小ぶりでシャープなパターを使うことで、パッティングにおける集中力を高めたい…そんな方向けのパターかなぁと。

 

 

 

 

シグマGパター パイパー3

 

 

近年ピンが発表したセミマレットでは、シェイと並んで人気の高いパイパー。

新パターが発表されると結構な頻度でラインナップに加わっているんですが、今回は短めのスラントネックで登場。

 

 

「スラントネック+セミマレット」だと「シェイ」のイメージが強いので、同じ組み合わせでヘッドがパイパーだと違和感があります(笑)。

今回は「シェイ」がトゥの重いタイプとしてラインナップされてしまったので、パイパーをシェイの担当部署にあてがってみましたという感じでしょうか。

 

 

 

 

シグマGパター ケッチB(Ketsch B)

 

 

今回ちょっと注目しているのがこの「ケッチB」。

ピンのパター名で末尾に「B」が付く場合、それは大抵「Belly(中尺)」を意味します。

 

しかしこの「ケッチB」は中尺のパターでは無いため、この「B」が何の意味を持っているのかわからないんですよ。

 

 

バックフェースもかなり独特な風貌で、マレットともブレードともつかないデザイン。

3本のアライメントはネオマレットのような雰囲気ですが、ヘッドの前後幅は短いのでブレードっぽくもあります。

ネオマレットは嫌だけど狙いはアライメントを使ってしっかり付けたい、そんな方向けのパターでしょうかね。

 

 

 

シグマGパター ウルヴァリンT

 

 

非常に大きな慣性モーメントと構えやすさを両立させたモデル。

「T」はトップブレードとフランジのサイトラインがTの字を描いているところから付けられているようです。

ウルヴァリンは初代スコッツデールパターにもラインナップされていましたが、より洗練されたデザインで復活してきましたね。

 

 

サイトラインの下に空洞が設けられているのは、ヘッドの中央から重量を取り除いてスイートスポット(芯)を広げるため。

TR溝のお陰で芯を外した時でも距離が低下しにくいのに、更に芯を広げる設計ですから鬼に金棒。

見た目通り、非常に易しいパターに仕上がっていると思います。

 

 

 

 

シグマGパター ダービー(Darby)

 

 

ピンが初めて発表したマレットパターの名前、それが「Darby」です。

初代はステンレススチールパターでして、当時はこんな形(↓)でした。

 

 

しかし今回の「シグマGパター ダービー」は、どちらかというとヴォルトパターの「オスロ」(↓)にそっくりな形状。

 

 

なのであえて名前を「ダービー」にする必要も無かったんじゃないかな〜とは思わなくもないです(笑)。

 

 

形状としてはごくごくオーソドックスな大型マレットで、クセの無い感じ。

今回は他の大型マレットが軒並み変わった形状をしているので、一定の需要はあるでしょうね。

 

 

 

というわけで、シグマGパター全16種類の紹介はここまで。

かなりバリエーションに富んだラインナップなので、一つも気になるものが無いという人はなかなかいないでしょう。

オーソドックスなものからかなり変わったデザインまで、しっかり揃っていると思います。

 

価格も少しだけ抑えられているようなので、定価3万円超えだったケーデンスTRパターよりは手に取りやすいかなと。

早く発売されて、商品ラインナップを豊かにしていただきたいものです。

シグマGパターその2!全16モデル中まずは9モデルについて一口コメントを付けてみました!

こんにちは、ゴルフショップオカムラ管理人です。

前回に引き続き「シグマGパター」に関する話題をお届けします。

 

前回はシグマGパターの特徴についてクローズアップしましたが、今回は各モデルの特徴について見ていきたいと思います。

とはいえ、本物が目の前にあるわけではないので、イメージ写真を見ながら管理人が一言コメントを付けていく、といった感じですね。

各モデルを打ち比べてのレビューに関しては、試打クラブが到着してから掲載したいと思います。

 

それではまず…

 

 

シグマGパター アンサー

 

 

今回は「アンサー2」ではなく「アンサー」です(重要)。

ヴォルトパターカーステンTRパターも「アンサー2」しかラインナップされていないため、ここで「アンサー」を入れてくるのは必然な気もしますね。

 

両者の違いを詳しく知らない方のために簡単に説明を加えますと…

 

アンサー:全体に曲線が多く丸い印象

アンサー2:直線的でシャープな印象

 

といった感じです。

本当はいくらでも語れるくらい細かな違いはあるのですが、知らない方がパッと構えた時に感じる印象の違いはそんな感じかなと。

 

ちなみにシグマGパターのアンサーはプラチナム仕上げとブラックニッケル仕上げの両方が用意されています。

TR溝付きのインサートはフェースいっぱいまで広がっているので、なんとなくスコッツデールパターなどに比べると安心感がありますね。

 

 

シグマGパター キンロック(KINLOCH)

 

 

CLUB PING」では「アンサー2から更に進化した形状」とありますが、このアングルだとどう進化したのか全く伝わりません(笑)。

 

なので…

 

 

このアングルでどうぞ。

通常のアンサー以上にヒールとトゥに重量を分散しつつ、フランジを後方に伸ばして広くすることで安定感を高めています。

 

この形、どっかで見たことあるような…と思い、旧モデルを漁っていたところ、ありましたよ。

 

 

G5iパター ミニC

 

です。

キンロックとはネックこそ違いますが、上から見たイメージはアンサーというよりこちらのミニCですね。

この写真を見てから…

 

 

この写真を見ると、両者が頭の中でうまく繋がらなくて面白いです。

アンサーネックとミニC、そしてアンサー2のフェースデザインという異色の組み合わせの、いわばいいとこ取りモデル。

ヘッド重量はアンサーよりも10gほど重いので、打ち比べて決めるのが一番でしょうね。

 

 

 

シグマGパター B60

 

 

大半のモデルでラインナップに加わる定番モデルです。

基本的なデザインは変わりませんが…

 

 

カーステンTRパター B60と比べると…

 

 

このフランジ後方部分のデザインがちょっと特徴的ですね。

なんとなく「カクン」としているというか。

何故こういったデザインになったかは、今度JGFに行った時に聞いてみようと思います。

 

 

 

シグマGパター クッシン(KUSHIN)

 

 

 

これまたどクラシックなモデルを復活させてきましたね。

最近ピンを知った方にご説明させて頂くと、元祖の「KUSHIN」はこんなパターでした。

 

 

 

マンガン・ブロンズパター時代のモデルで、確か1960年代〜70年代が初出だったかと思います。

「CUSHIN」というモデルも存在していたため、当時は「ケイ・クッシン」と日本語表記されていました。

 

デザインこそかなり洗練されていますが、シグマGパターになってもブロンズパター時代の面影がありますね。

シグマGパターのクッシンはかなりトップブレードが厚く、同じシグマGパターの中では最も厚く設計されているようです。

 

構えた際のイメージも非常に直線が多く、パキッとした印象。

アンサーと違ってネックが無い分視覚情報も少なく、すっきりと構えられるパターです。

今はここまでシンプルな感じのパターが少ないので、逆に人気が出るかもしれません。

 

 

 

シグマGパター キンロックC(KINLOCH C)

 

 

先ほど紹介したキンロックのセンターシャフトバージョン。

今回ラインナップされたシグマGパター16モデルのうち、センターシャフトのものはこの「キンロック C」のみとのこと。

 

 

さっき「キンロック」を紹介した際に「どう見てもG5iのミニCだなぁ」と思っていましたし、上から構えた時のイメージはやっぱりミニCなんですが、バックフェース側から見るとかなり印象が違いますね。

このアングルから見ると、ミニCに比べて直線的で洗練された印象が漂います。

 

上下左右対称で非常にオーソドックスなセンターシャフトパター。

現行3モデル(ヴォルト、カーステンTR、シグマG)で唯一のセンターシャフトパターであると考えると、あえて特徴的な形状にせずオーソドックスな方が最大公約数を満たせるのかなと思いました。

 

…うん、バックフェースから見るとほんと格好いいですね。

構えた時のイメージとは結構違って面白いです。

 

 

 

シグマGパター テス(TESS)

 

 

これまたシンプルかつクール、余計なものが一切無い男らしいL字パターです。

今時ここまでシンプルなパターは逆に珍しいんじゃないでしょうか。

 

 

バックフェースもこの男らしさ(笑)。ロゴ以外何にもありません。

それにしてもこのデザインでヒールとトゥに重量分散できているんでしょうかね?

パッと見た感じだと殆ど重量分散されていないようにも見えますが…

 

 

 

これは昔の「G2パター テス」ですが、バックフェースの中央をくりぬくことで重量分散しています。

しかし今回の「シグマGパター テス」は、見た感じそういった工夫は見られません。

 

実物を手にとってみないとわかりませんが、バックフェースの写真を見ると微妙にフランジが傾斜しているようにも見えます。

懐かしいモデルの復活ということもありますが、かなり気になるパターの一つですね。

 

 

 

シグマGパター シェイH

 

 

スコッツデールパターで初登場してから、森田理香子プロの愛用パターとして非常に有名になった「シェイ」。

これはその「シェイ」をL字パター状に改良したタイプで、トゥ側が重くなっています。

 

 

トゥが重いということはヘッドが返りにくいということでして、引っ掛けやすい方には絶大な効果を発揮します。

構えると視界に入ってくる円弧が美しく、女性人気も高いパターです。

 

 

 

 

シグマGパター タイン(TYNE)

 

 

オデッセイの#7やVラインファングにそっくりなパター(笑)。

いや、これはどう考えても言い逃れできないでしょう。

 

実はこのパター、当ブログで以前に特集していました。

プロトタイプの段階でアーロン・バデリーが使用しているのを見て調べてみたんですよね。

 

 

まさかそのまま商品化されるとは思いませんでしたが、これはピンと契約したバデリーの要望から生まれたモデルであることは間違いないでしょう。

上のリンク先記事でも紹介していますが、バデリーの愛用パターがオデッセイの#7でしたからね。

 

ちなみにプロトタイプの段階ではネックが溶接されていましたが、今回のタインではベンドシャフトをそのままヘッドに突き刺すタイプに変わっています。

意外とこのデザインに対する需要は多かったのか、プロトタイプの段階でリー・ウエストウッドなんかも使っていましたね。

 

当然この形状ですから高慣性モーメント。スイートスポットはバカ広です。

元々TR溝のパターは芯を外した際のミスが少なくなるのに、この形状だとどんなことになるやら…

ストロークタイプは「ストレート」で設計されていますので、パッティング練習の際に線を引いて、その上を真っ直ぐ引くような練習をしている方向けのパターです。

 

 

 

シグマGパター ドゥーン(DOON)

 

 

近年ピンが作る大型マレットの定番といえば「クレイジー(Craz-E)」だったのですが、今回クレイジーはお休み。

その代わりに追加された大型マレットのもう一方が「ドゥーン」です。

 

 

パッと見オデッセイっぽいパターですが、丁寧な面取りとシンプルで品の良い佇まいはピンらしくもありますね。

しかしこのパターの特徴は形状ではなく「カウンターバランス」で設計されている点にあります。

 

130gの重く長い専用グリップと組み合わせて使うことで、オートマチックに振り子ストロークができるというわけです。

ちなみにヘッド重量は400g。普通のグリップで使うとヘッドが重たすぎて逆に振り回されます。

イップス気味の方やパターをなるべくシンプルに考えたい(どれだけテイクバックするかで距離を決めたい)方などにお勧めのパターと言えるでしょう。

 

 

ふい〜〜〜〜。

というわけで、今回はここまでです。

次回は残りの7種類を紹介させて頂こうと思いますので、お楽しみに!

シグマGパターその1!柔らかな打感とミスに対する寛容性の高さが魅力!

こんにちは、ゴルフショップオカムラ管理人です。

先日のi200アイアングライド2.0ウェッジに続き、今回は「シグマGパター」の特集です。

 

 

ちなみに「シグマ=Σ」という言葉には「集合体・総和」という意味を持たせているとのことで、今作が3つの素材を組み合わせて作られたパターであるという意味が込められているようです。

 

さて、シグマGパター最大の特徴がフェースです。

下の写真をご覧頂ければわかるかと思いますが…

 

 

『0.76mmの削り出し6061アルミニウムフェース』

 

 

『ぺバックス(衝撃吸収樹脂エラストマー)製のインサート』

 

が支えるという構造になっています。

(ちなみにボディは17-4ステンレス)

 

1ミリに満たない極薄のアルミニウムフェースに対し、ぺバックスインサートの厚さはなんと「3.68ミリ」

このぶ厚いインサートが衝撃を吸収して柔らかく心地良い打感を演出します。

 

 

面白いのは「打感は柔らかいのにフェースの見た目はメタリック」なところですね。

スコッツデールパター」とは違い、実際は柔らかな打感なのにフェースのビジュアルが硬派というのはちょっと珍しいかなと思います。

 

何故シグマGパターはこのような進化を遂げたのか。

それはピンが行ったパターのフィーリングに関する社内調査で

 

「約77%のプレイヤーが柔らかな打感を好む」

 

という結果が出たからだそうです。

 

 

確かに日本の有名女子プロもかなり長いことスコッツデールパターを使っていましたし、元々「柔らかな打感」にはプロアマ問わず需要があったということでしょう。

 

しかし現行のTR溝モデルにはそういった特徴を持つパターが存在しないため、今回開発に踏み切ったという感じでしょうか。

 

また、スコッツデールパターはインサートそのものが柔らかな素材でしたが、シグマGパターはインサートこそ柔らかなぺバックスを使っているものの、ボールに触れる面は削り出しのアルミニウムプレートです。

これが適度にしっかりとしたインパクト音を奏でてくれるため、ただただ柔らかいだけのパターではないというのも魅力の一つになっているようです。

 

 

詳しくは「その2」で説明したいと思いますが、シグマGパターはモデル数の多さも魅力。

上の画像には含まれていませんが、カウンターバランスのものも含めるとなんと16種類がラインナップされており、昔からピンを使ってきた方にとっては懐かしい名前も復活しています。これだけあれば好みのものが全く無いということは無いでしょうし、試打も楽しみになりますね。

 

現行モデルには無い柔らかく心地よい打感で、かつケーデンスTRパターよりは価格がお手頃。ソールの見た目もメカニカルで今風と、人気になりそうな条件が整ったパターだと思います。

試打パターが届いたら早速打ってみたいと思いますので、楽しみにしていてくださいね。

グライド2.0ウェッジ!!前作からの変更点はめっちゃ地味ながら、スピン量はしっかりアップ!

こんにちは、ゴルフショップオカムラ管理人です。

昨日のi200アイアンの特集に引き続き、今回はグライド2.0ウェッジの特集です。

 

先にネタバレしておきますと、変更点が多かったi200に比べて、グライド2.0の前作からの変更点は少なく、かつ地味です(笑)。ただ、地味な変更ながらも数値(スピン量など)はかなり向上しており、ピンの開発チームの能力の高さが伺われますね。

 

というわけで、そんな地味な変更点をチェックしていきましょう。

 

 

変更点その1

溝の角度がシャープになり、本数が増えた

 

 

50度と52度で溝が「1本」、54度〜60度で溝が「2本」増えています。

 

「えっ、それだけ?」と思われるかもしれませんが、溝の本数変更と共に溝の側壁の角度も変わっています。

47度を除いた全てのロフトで…

 

 

溝の角度が4度シャープに

 

なりました。

(上の溝画像はEYE2とグライド2.0の比較ですが、大体こんなイメージです)

 

言葉にすると凄い地味な変更なんですが、実際には

 

「幅1mmも無い溝の角の角度を微妙に調整しながら彫っている」

 

わけで、技術の進歩がなければできない変更であるとも言えますね。

 

この結果、ピンマンテスト(機械でのテスト)では平均200回転スピン量が多くなっています。

 

 

 

変更点その2

ヘッドの仕上げが変わり、濡れた状態でもスピン量が変わりにくくなった

 

 

ヘッドの仕上げが「クロームメッキ」から「パールクローム」に変わり、水を弾く能力(疎水性)がより高くなりました。

 

その結果雨に濡れた芝からでもスピン量が殆ど落ちず、安定したスピンを得られるようになっています。同様の変更は今回i200アイアンでも採用されていますが、それだけ効果的だったということのようですね。

 

ちなみにこの比較テストは初代のEYE2ウェッジとも行われており、濡れた状態からだとグライドウェッジの方が2,000回転もスピン量が多くなっているそうです。

 

 

 

変更点その3

TS(狭いソール)とWS(広いソール)の差がより明確に

 

 

WS(Wide Sole)のソール幅が約1.65mm広くなり、一層ダフりやザックリに強くなりました。ディボットがどうしても深く取れてしまいザックリが怖いという方にはWSが最適でしょうね。

 

TS(Thin Sole)もトゥ側とヒール側を削り落としており、フェースを開いた際にリーディングエッジが下がる仕様になっています。その結果、ロブショットを打つのにより適した形状になりました。こちらはどちらかというと上級者向けのウェッジですね。

 

両タイプとも特徴を活かす方向に変化したので、フィッティングできない環境にある方もクラブをチョイスしやすくなったかと思います。

 

 

 

変更点その4

ホーゼルノッチ(ネックにある凹み)が無くなった

 

 

ピンのアイアン・ウェッジはライ角が調整できるようになっているため、ネックの後ろに凹みが設けられています。これが衝撃吸収の役割を果たしてくれるからライ角を調整できるわけですね。

 

しかし、この凹みがグライド2.0にはありません。ライ角を示すカラーコードはあるようなので、調整はできるようですが…

 

現在ピン本社に確認中ですので、わかり次第理由をお伝えできればと思います。

 

 

 

変更点その5

ES(EYE Sole)のホーゼルが少し細くなった

 

 

上の写真はグライド2.0ウェッジの「ES(EYE Sole)」を正面から見たものですが、ネックとヘッドの繋ぎ目部分が薄く細くなっているのがわかるでしょうか?前作でもこの部分は細く、砂の抵抗を避けるように作られていたのですが、グライド2.0ウェッジでは

 

前作よりも約11%細く

 

この部分が設計されているそうです。

つまりネック部分の抵抗がより小さくなっており、砂に弾かれずスムーズにヘッドが入ってくれるわけですね。このネックと中央が凹んだソールの効果が相まって、楽にバンカーを脱出できるクラブに仕上がっています。

 

 

 

ふいー、とりあえずこんなところでしょうか。

 

 

その他、今回はウェッジ専用シャフトとして「AWT2.0 Wedge」が用意されています。

中調子、先端硬めで低弾道の上級者向けシャフトとのことです。

118gでトルクは1.3。かなりしっかりしたスペックですね。

 

グライドウェッジはかなり短い期間でモデルチェンジしましたが、プロの意見を取り入れてのマイナーチェンジと捉えた方が良さそうです。「2.0」というネーミングも、今作で大幅に新しい技術が盛り込まれたわけではない、というところから来ているような気がしますね。現在グライドウェッジをお持ちの方が今すぐに買い換えなければいけないかと言われると、そうではないかなといった感じでしょうか。

 

とはいえ、濡れた状態からのスピン量はかなり変わってきますので、競技をされている方は買い換えて損は無いでしょう。また、ダフりやザックリをしがちな方は、今作のWSの方がフォロー力が高いので検討の余地はありますね。